2008/12/19

Nucleusのインストールや設定など

テスト用環境ができたところでNucleusを入れる。

あらかじめNucleusで使うデータベースを用意しておく。

ブラウザでphpMyAdminにアクセス。
http://localhost/phpmyadmin

ユーザ名とパスワード入れてログインしたら、新規データベースを作成、でOK。

Nucleusはフルパッケージをダウンロードし、展開。
/var/www以下に展開してもよいが、今回は複数のサイトの
テストを行いたかったのと、ファイル群をDropboxで共有したかったので、

1-1. Dropboxフォルダ内に作業用フォルダ作成([mysite]とした)。
1-2. そのフォルダ内に公開用フォルダを作成([mysite/pub]とした)。
1-3. その公開用フォルダにNucleusを展開。
1-4. 公開用フォルダpubのシンボリックリンクを作成。
1-5. そのシンボリックリンクをリネーム(pub→mysite)し、/var/www/以下に移動。
$ sudo mv mysite /var/www/
これでブラウザで
http://localhost/mysite/
にアクセスすると、Dropbox以下の[mysite/pub]が表示されることを確認。

2-1. http://localhost/mysite/install.php
にアクセス。
2-2. 指示どおりに config.php のアクセス権変更
chmod 666 config.php
2-3. 最初にphpMyAdminで作ったこのサイト用のデータベース名やパスワード、メールアドレスなどの空欄を埋めて、画面一番下のボタンをクリックすればインストール完了。
2-4. ブラウザで
http://localhost/mysite/
にアクセスして、Nucleusのデフォルト画面が出ることを確認。

非常におおざっぱだけど以上。

あと、このサイトはLAN内の他のPCからも見られるけど、なぜかスタイルシートが読み込まれない。
他のPCで表示した時にソースをのぞくと、スタイルシートの設定が
<link rel="stylesheet" type="text/css" href="http://localhost/mysite/skins/default/default_right.css" />
になってた。
localhostって「現在使用しているマシン」てことだから、この表記のままじゃ他のPCからNucleusをインストールしたサーバにあるスタイルシートを見られるわきゃない。ので、Nucleusの管理画面からこれを変更する。

↓にログイン。
http://localhost/mysite/nucleus/
「サイト管理」メニューから「グローバル設定」に入り、スキンURLの"localhost"となっている部分をサーバのLAN上のIPアドレス(192.168.0.2など)に変更。
これで他のPCから見てもスタイルシート込みで表示されるようになった。

でもスキンURL以外は変更しなくても問題ないのになぜ・・とか悩み始めると作業が止まっちゃうので悩まない。
いちおここまで。

つづく。かも。

ウェブ制作のテスト環境としてUbuntuPC上にLAMP環境構築とか

まずはLAMP環境の構築。
LAMP = Linux + Apache(2) + MySQL + PHP なんだって。
最近のWebサーバの標準的な環境を指してこういうらしい。なるほど〜。

$ sudo tasksel
で、
[*]LAMP Server
を選択して了解。

MySQL用のパスワードを入力すればあとは自動で完了。

確認のため、ブラウザで
http://localhost/
にアクセス。
It works!
と表示されればApacheがちゃんと動いてると分かる。

そしてApacheにPHPを認識させるため、Apacheを再起動。
sudo /etc/init.d/apache2 restart

PHPが認識されたか確認するために、/var/www/以下にテスト用のファイルを作成。
sudo gedit /var/www/testphp.php

geditがたちあがったら↓の一行だけコピペして保存。


ブラウザで↓にアクセス。
http://localhost/testphp.php
PHPについての情報が表示されたらOK。
ここでブラウザが、「ダウンロードしますか?」と聞いてきたらApacheがPHPを認識していない。

と、以上でLAMPオッケイなんですが、データベースいじるのに、ついでにphpMyAdminもインストール。
sudo apt-get install phpmyadmin
インストールの途中で管理する対象のサーバを聞かれる。今回はApache2だけにした。

LAMP環境構築はここまで。

2008/12/11

UbuntuPCとW-SIMでウィルコムつなぎ放題

今わたくしの電話回線は、ウィルコムのW-SIMを「つなぎ放題」で契約しているので、そいつを使ってPCのデータ通信をやっても料金が(あんまり)かからない。
まったくかからないわけではなく、接続料ってのが必要です。後述します。

PCでW-SIMをモデムとして使う場合、Windowsだとそれ用のソフトウェアが用意されているので容易に(シャレが効いてるよね)(以下略)

UbuntuをインストールしたノートPCでも「つなぎ放題」したい、と思ったのでいろいろ調べてみた。
結論として、ウィルコムのW-SIMジャケットである"DD"を使うことで可能でした。やり方をメモっておきます。

0) 環境はUbuntu8.10+WILLCOM DD(WS002IN)+W-SIM(RX420IN)でござる。

1) pppconfigをインストール。
$ sudo apt-get install pppconfig
pppconfigはGUIを持たないPPP接続ソフト。GUIを持つPPP接続ソフトとしてはGNOME PPPがあるが、試してみたけどうまく動きませんでした。

2) W-SIMを装着したDDをPCのUSBポートに装着。dmesgで認識されてることを確認。
$ dmesg | grep ttyUSB*
ってやると、
[51841.069449] usb 4-3: pl2303 converter now attached to ttyUSB0
とかって出るはず。この場合、最後の"ttyUSB0"がDDのモデムのポート番号的なやつ。pppconfigで設定するときに必要なので覚えておく。

3) で、pppconfigで接続設定する。
$ sudo pppconfig

<設定内容>
Provider Name: prin
Nameservers: Dynamic
Authentication method: PAP
Username: prin
Password: prin
Speed: 115200
Pulse or Tone: Tone
Phone Number: 0570570611##64(契約によってダイヤル先が違うので調べておく→PRIN/サービス案内
Modem Config Method: Auto
Select Modem Port: Manual, /dev/ttyUSB0(←さっきdmesgで調べたやつを手入力)

FinishしてQuit。

4) 上記で設定したProvider Nameで接続。
$ pon prin

※自分の場合、ここで「そのコマンド("pon"ね)を使えるのは"dip"に属するユーザーさんだけです」てなエラーが出たので、自分をそのグループに加えた。
$ sudo adduser (あなたのユーザ名) dip
このあとPCを再起動したら、コマンド"pon"が使えるようになった。

5) 接続を切断するには
$ poff
でオッケー。というわけで、一度設定してしまえば、わりかし簡単にDDとW-SIMでどこでもインターネットできる。

・接続料について
「つなぎ放題」で契約している場合、PCでの接続にはプロバイダ契約が必要。
家で契約しているプロバイダがAIR-EDGE接続サービスを無料で提供しているなんてこともあるので、その場合はそれを利用すれば接続料は無料。
AIR-EDGE接続サービスが有料のオプションだった場合は他のプロバイダを検討する。
IIJmio → 月額315円で定額、おそらく最安。ただし支払い方法はカードのみ。
その他、少ししか使わないのであればWILLCOMが提供しているPRINというプロバイダがある。
事前の契約が不要、料金は1分ごとに5.25円の従量課金制で、最大1,575円/月。
月に1時間以上使うならIIJmioのほうがトク、1時間未満ならPRINのほうが安い。

参考URL:
Thinkpadブログ: Ubuntu Linux8.04で"DD(WS002IN)"接続成功?
http://thinkpadblog.seesaa.net/article/98217319.html
あうっちの dmesg
http://d.hatena.ne.jp/autch/mobile?date=20080203
WILLCOM|つなぎ放題料金表
http://www.willcom-inc.com/ja/plan/data/whole/charge/index.html
PRIN/サービス案内
http://www.prin.ne.jp/service/service.html

本当はいつも持ち歩いているアドエスがそのままPCモデムになれば一番だなと思って調べてみたけどうまくいかなかった。
いちおうその時参考にしたところ:
Ubuntuでアドエスをモデムとして使う|路地裏Blog
http://64ura.blog33.fc2.com/blog-entry-22.html
アドエスをLinux(Ubuntu 7.10)のモデムにしてみた (blog@browncat.org)
http://blog.browncat.org/2007/11/linuxubuntu_710.html
上記サイトでは接続成功しているようなのでわたくしがバカなのでしょう。かなしい。
ちなみにアドエスは、PCにUSBでつないだときは認識されるが、そのあとなぜか、外してないのに外したことになってしまうのだ。dmesgするとunpluggedとかなんとかってなる。おまえはMTVか。

W-SIMの電話番号や住所をバックアップ

携帯する電話にアドエスを使っているので、電話番号や住所はW-SIMに入れるようにしている。
それをPCにバックアップするにはどうすればよいか、という話。

W-SIMから電話帳のデータを吸い出す方法としては、アドエスでもできるし、nineという別のW-SIM対応電話機でも可能。

1) アドエスで吸い出す。
→そのデータをPCに移すには、Windows+ActiveSync+Outlookが必要。
→Outlookを持ってないため不可。

2) nineで吸い出す。
→nineにはメーカーサイトからダウンロード可能なPCとの同期・バックアップソフトがある。
Windowsで動くので、Ubuntu上のVirtualBoxでWindowsを動かせば、と思ったが、nineてそもそもUbuntuで認識しない。USBでつないでlsusbしても何にも出てこない(PCからnineに充電はされてるようだけども)。
→ホストOSで認識できないものがVirtualBoxのゲストOSで認識できるはずもなく、この方法も不可。

2009/01/23 追記:
lsusbしたら認識できてる。

Bus 002 Device 003: ID 1a12:6001 KES Co., Ltd.

いつの間に。不思議。
とうぜんVirtualBox上のWindows2000でユーテリティソフトを使った(住所録を含む)データのバックアップもできた。
やった。


えーどうしようと思ってwebを検索。
参考になりそうなところをいくつか見つけたのでとりあえずメモ。そのうちいろいろ試そう。

・UbuntuでW-ZERO3esとSync - 映画とピッチ
http://d.hatena.ne.jp/hogecafe/20080116/1200496892

・The Kata of Life: Search results for thunderbird
http://wingmanjdg.blogspot.com/search?q=thunderbird
Outlookの代わりにThunderbirdが使えたら便利だなーと思う。
あわよくば、スケジュールをThunderbirdと同期して、なんて。

・FinchSync
http://www.finchsync.com/index.html
で、このソフトだとなんかそれができそうな予感。ダウンロードしてちょこっと試した。けどまだ良く分からない。

・A New Adventure! Windows Mobile and Ubuntu Linux | Smartphone & Pocket PC magazine
http://www.smartphonemag.com/cms/index.php?q=blogs/27/a_new_adventure_windows_mobile_and_ubunt
他にもMultiSyncという、ThunderbirdじゃなくてEvolutionを使うタイプの同様のソフトがあるようだ。でもEvolution使ってないしな・・。

2008/12/02

いろいろ

▽便利なサービス検討中

・MusicMaster
容量無制限の音楽ストレージ。flacも使えて無敵かと思ったけど、なんとアップロードしたファイルのダウンロードができない。またサイトで使われているflashやJavaアプレットが不安定・・。
→不安定すぎるし、同じファイルを何回もアップロードしはじめたりで、一向に進まない。ので辞めた。

・D-FAXの代わりを探したい
D-FAXは三カ月の間FAX受信がないと利用契約が解除になるそうだ。問い合わせてみて分かったのだが、がっかり。他にPCでFAXを管理できるサービスないかなぁ・・。
→なさそう。ま、いいか。必要なときも限られてるし、PCのモデムに電話線つなげば何とかなるでしょう。


▽アプリ

・結局ID Managerから手作業でKeePassXへ移行中。
終わったらアドエス上でもKeePass構築予定。そうすると落としたりすると恐すぎるのでリモートロックも。

2008/11/03

環境再構築用メモ。設定変更やインストールする(予定の)ソフトやアドオンのメモ

※新しく9.10用の記事を書きましたのでそちらをご覧ください。以下の内容は古いものです。

Ubuntu Studio である程度音関係のソフトは入っている状態から:

ubuntu-desktop-ja
日本語環境。8.10のamd64環境ではubuntu-desktop-jaパッケージが(まだ?)ないので、ubuntu-desktop-ja-helperを入れる。その後は上記と同じ。ただしAdobe Readerは日本語版セットアップヘルパからはインストールできない。pdfの閲覧のためのソフトにはデフォルトでインストールされている文書ビューア(だっけ?)があり、大抵はそれで表示できる。


・xfceデスクトップ
軽量デスクトップ。下記を参考に作業する。
Ubuntu Weekly Recipe:第6回 デスクトップのカスタマイズ(1):Ubuntu/Kubuntu/Xubuntuの切り替え/Ubuntu Tweak |gihyo.jp … 技術評論社
ま、Synapticで"xubuntu-desktop"をインストールするだけ。関連するアプリも自動で入る。追加で"xubuntu-artwork"とか入れてもいいかも。でもいらないかも。


・xfceで変えるところ。
まあ、ひとつひとつ書いていくまでもないかな。
パネルとかタスクリスト(Windowsで言うタスクバー)とかの調整、パネル上のアイテムの追加。好きに。


・体感速度の改善
OSやアプリの起動速度の改善とか。下記を参考に。
Ubuntu Weekly Recipe:第8回 体感速度の改善 : bootchart, concurrent boot, readahead, preloadの利用|gihyo.jp … 技術評論社
リンク全部やらなくてもいいと思うので、好きなのを。今回は concurrent boot と preload を設定。


・時刻の自動同期設定
NTPサーバから正確な時刻を取得するようにする。
Ubuntu Weekly Recipe:第14回 自動的な処理:自動ログイン・自動アップデート|gihyo.jp … 技術評論社
xfce環境では「日付と時刻の調整」はメニューの「システム」の中にある。


・不要なサービスを停止
とりあえずBluetoothデバイスの管理は不要かなと。今Bluetooth使ってないし。他はよく分からん。
メニューから、「システム」→「サービスの管理」。

・Firefoxのアドオン追加
「Googleノートブック」以外はFirefoxのメニューからインストールできる。

FireGestures
。マウスで「戻る」や「進む」などのアクションを可能にする。
GMarks。Google Bookmarksをサイドバーに表示させる。ローカルのブックマークと変わらない感じで扱えるようになるので便利。
緑のgoo。これを入れて検索バーを使うと使った回数に応じて植樹されるらしい。
タブカタログ。開いている全てのタブをサムネイル化して表示してくれるので、タブの切り替えが簡単にできる。
User Agent Switcher
IEでしか見られないサイトのうち、単純にブラウザのUser Agentで判断しているところだったらこれ使えば見られる。
Firebug 最近知ったプラグインですけどちょうべんり。WEB制作する人は必携といえよう。
Googleノートブック。これはGoogleノートブックのサイトに行かないとインストールできない。メモ取りソフト。ウェブページのクリップも可。


・Firefoxのデータをリストア
バックアップをとっていたFirefoxのデータをリストア。全部書き戻してもいけるかもしれないけどこわいので、最低限必要なブックマークとパスワード関係のファイル、三つだけ。
key3.db
places.sqlite
signons3.txt


・Thunderbirdのデータのリストア
一度起動してなにも設定せずに終了。その後、バックアップしておいた".mozilla-thunderbird"内のファイルを戻すだけ。これでアドオンも含めてリストアされる。
ただし、(Firefoxでもそうだけど)バージョンが異なるとうまくいかないことが多いので注意。


・素のSynapticではインストール不可なもの、をインストール。

Wicd
無線LANのマネージャ。WPAのパスフレーズを覚えていてくれる(GNOME標準のgnome-network-managerではWPAはうまく行かなかった)。
端末で wget -q http://apt.wicd.net/wicd.gpg -O- | sudo apt-key add -
Synapticでリポジトリを追加 deb http://apt.wicd.net hardy extras
あとはSynapticで再読み込み→Wicdを検索→インストール。
Dropbox
超便利なシンクロシステム(©キング・サニー・アデ)。これを使うにはNautilusが立ち上がっていることが不可欠。xfce標準のファイラーはNautilusでなくThunarなので、ログイン時にNautilusを起動するようにしておく。
メニューから、「設定」→「設定マネージャー」。開いたら「Autostarted apps」をクリックして「+追加」で
Nautilusを追加する。

VirtualBox
このエントリにまとめました。
ただ、Synapticでリポジトリを追加してもnon-free版が検索できなかったので、端末で
sudo apt-get install virtualbox-2.0 しました。
あと、前のエントリで書いた、エラーその2とその3は出なくなりました。素晴らしい。
なんとなく画面の描画が遅く感じたので、ビデオメモリの設定を32MBにしてみました。


・素のSynapticでインストール可能なもの、をインストール。

wine
言わずとしれた、Windows用のソフトをLinuxで動かすことができるようになるソフト。素晴らしく便利。


・wineを入れたあとに入れるWindows用ソフト
主に、Windows時代に使っていて未だに手放せないフリーソフトや、購入したハードウェア(電話機とか)に付属してきたWindows用ソフトなど。

ID Manager
超便利なパスワード管理ソフト。ただ、Linux上では一括貼り付けができない。
Linuxネイティヴで同じようなソフトを探してるんだけどこれがなかなか・・・。KeePassXが候補に上がるが、データの移行が大変そうなので躊躇している。まだしばらくはお世話になります。
 

2008/11/02

ubuntu studio 8.10 を CDドライブはないけどPXEブート可能なノートPCにインストール

※9.10用に記事を書き直しました以下は8.10用の古い情報であることにご注意ください。

手順をメモ。
前回成功したときの手順はまったく忘れているため、今回もそうとう四苦八苦しました。

参考:
X40 マシンに PXE ブートで Ubuntu をインストールする : wanatabe's Weblog
Ubuntu PXE Install - C4 Wiki
PXE ブートで Ubuntu をインストール - May the Source be with you
4.6. TFTP ネットブート用ファイルの準備
PXEでDebian/Ubuntuをネットワークインストール - よしみ視点

ありがたや。しかしサイトによって書いてあることが微妙に違う。
しょうがないので適当に合わせ技で。


0.dhcpd.confの編集に必要になるので、IPアドレスとかプロバイダのDNSサーバとかを調べとく。具体的には、
・自マシン(サーバになる)のIPアドレス
・ルータのIPアドレス
・プロバイダのDNSサーバのIPアドレス
・インストールするマシンのMACアドレス


1.tftp と dhcp をインストールする。
sudo apt-get install tftpd-hpa dhcp3-server


2./etc/default/tftpd-hpa を編集する。
#Defaults for tftpd-hpa
RUN_DAEMON="yes"
OPTIONS="-l -s /var/lib/tftpboot"


3./etc/dhcp3/dhcpd.conf を編集する。
option domain-nameやoption domain-name-serversはコメントアウト。
末尾に下記を追記。

allow booting;
allow bootp;

subnet 192.168.1.0 netmask 255.255.255.0 { //サーバ側マシンのIPが192.168.2.xだったらここもsubnet 192.168.2.0となる
range 192.168.1.200 192.168.1.253; //上に同じくサーバ側マシンのIPが192.168.2.xだったらここもrange 192.168.2.200 192.168.2.253となる
option broadcast-address 192.168.1.255; //上に同じくサーバ側マシンのIPが192.168.2.xだったらここもoption broadcast-address 192.168.2.255となる
option routers 192.168.0.1; //WAN側に接続しているルータのIPアドレス
option domain-name-servers 210.xxx.xxx.xxx; //プロバイダのDNSサーバ
}

host hoge {
filename "/pxelinux.0";
hardware ethernet 00:0x:xx:xx:xx:xx; //インストールするマシンのMACアドレス
fixed-address 192.168.1.210; //上記range内のIPだったらOK
}


4.Ubuntu Studio のCDがあれば、そこからnetbootに必要なファイルをtftpのディレクトリにコピー。
sudo cp -a /media/cdrom0/install/netboot/* /var/lib/tftpboot/


5.tftpサーバとdhcpサーバを起動する。
sudo /etc/init.d/tftpd-hpa start
sudo /etc/init.d/dhcp3-server restart


6.LAN上に他のDHCPサーバ(ルータ)があればDHCPサービスを停止する。


7.インストール先のマシンのBIOSでPXEブートの優先順位を上げて、ブート。
何度もやってだめだったけど、目を離してる間にいつの間にかブートできてた。
ふへー。

あとは通常とおりインストール。でオッケー。

# でも実際は、インストールするソフトのパッケージを選ぶ段階でエラーが。
# しょうがないので何も選ばずその過程をスキップ。
# 超ベースシステムのみでインストールを無理やり完了して、
# サーバマシンのDHCPを切ってルータのDHCPを復活させ、
# 再起動してapt-get install ubuntustudio-desktop。どんだけー。
# 今見たらカーネルがリアルタイムカーネルじゃないっぽい。どんだけー。

追記:
リアルタイムカーネルは間に合わなかったらしい。
Home | Ubuntu Studio

Sorry about no real time kernel by default this time. A ".1" release will be done soon with it. Thanks for the support!
だそうです。トホホ。

2008/10/16

Vurtual Boxのインストール

もうね、flashについては軽く諦めて。見れりゃラッキー、みたいな。
実際、見れなくなってもしばらくほっとくと、アレ?また見れてますよ、てこともあったし。

で、気を取り直してVirtual Box。
これも一筋縄では行かないので、今後のために備忘録っときます。

まず、Virtual Boxはオープンソース版とnon-free版がある。オープンソース版はUSBが使えないらしい。
名前にoseって付いてるのがオープン・ソース・エディションなので、そうじゃないほうを入れる。

欲しいnon-free版は「追加と削除」では出てこなかったような気がするのでSynapticでいく。
あらかじめキーを入れて、リポジトリの追加して、インストールという流れ。(参考:めも - VirtualBoxの落とし所

端末で、
wget -q http://download.virtualbox.org/virtualbox/debian/sun_vbox.asc -O- | sudo apt-key add -

そしたらSynaptic起動して、下記のリポジトリを追加。
deb http://download.virtualbox.org/virtualbox/debian hardy non-free
で「Virtual Box」で検索してインストールと。

入れてる途中でこんなんが。

エラーその1)
Users of VirtualBox must be member of that group in order to have write permissions to /dev/vboxdrv. Otherwise starting of VMs will not be possible.

で、インストール終わる前にはこんなんも。

エラーその2)
VirtualBox will not start until this problem is fixed. Please consult /var/log/vbox-install.log to find out why the kernel module does not compile. Most probably the kernel sources were not found. Install them and execute

/etc/init.d/vboxdrv setup

as root.

むーん。

よし、とりあえず順番に解決していこうや、な。

エラーその1は多分、超意訳すると「Virtual Box用のグループ作ったからそこにユーザー追加せえや」ってことだと解釈。前にどっかでそんな話見たよな気がするし。
で、メニューから「システム」→「ユーザーとグループ」(今はxfceにしたのでGNOMEのメニューだったら違う名前かも)。
「ロックの解除」して、「グループの管理」で"vboxusers"とゆう、いかにもなグループを発見。
それの「プロパティ」開いて、グループのメンバで自分にチェック入れる。これでエラーその1はオッケー。

※あとでこのvboxusersのグループIDが必要になるがここで確認できる。今回は124だった。

で、エラーその2なんだけど、/var/log/vbox-install.logを見て問題を解決せよ、さもなくばVirtual Boxは起動しませんよ、てな意味だろうとアタリを付ける。
なのでおとなしく/var/log/vbox-install.logを見る。すると、

エラーその3)
Makefile:142: *** Error: unable to find the sources of your current Linux kernel. Specify KERN_DIR= and run Make again. 中止.

多分、kernelのソースかなんかを入れて、そのディレクトリを宣言してくれないとダメっす!とか、そーゆー意味だとアタリを。

でも具体的に何を入れればいいのさ、と思ってググる。
参考:virtualbox.org :: View topic - Compilation of the kernel module FAILED! Fedora9
これ見て、英語だしよく分からないながらも、Synapticで「linux-kernel-devel」と「linux-headers- 2.6.24-21-rt」入れてみる。後者のlinux-headersはたくさん種類があるので、今使っているkernelのを選ぶこと。分からなければ、/boot.grub/menu.lstを見るといいきゃも。
・・でも余談だけどこーゆーkernelのソースよこせとかってゆうソフトの場合、kernelが更新されてバージョンが変わると途端に動かなくなったりするんだよね・・・。

気を取り直して、KERN_DIRの宣言。exportってのが環境変数の宣言のコマンドらしい。
さっき入れたkernelのソースは/usr/src/ん中にある、だから宣言はこんな感じ。

export KERN_DIR=/usr/src/linux-headers-2.6.24-21-rt/

で、エラーその2で言われたとおりに

sudo /etc/init.d/vboxdrv setup

すると、めでたく

* Stopping VirtualBox kernel module * done.
* Recompiling VirtualBox kernel module * done.
* Starting VirtualBox kernel module * done.

となり、エラーその2とその3は解決。
それじゃいよいよVirtual Boxを起動しますよ〜ん。

「システム」→「Sun xVM VirtuakBox」
来たッ! ・・アレ?

エラーその4)
USBサブシステムのアクセスに失敗しました。
Could not load the Host USB Proxy Service (VERR_FILE_NOT_FOUND). The service might be not installed on the host computer.

・・・。
深呼吸して、「USBサブシステムのアクセスに失敗しました。」でググってみる。
参考:水銀室 -Linux上でオープンソースの仮想化ソフトVirtualBoxを動作させる-
ふむふむ。書かれているとおりに、/etc/fstabを編集してみよか。

先ほど確認しておいたとおり、vboxusersのIDは124なので、

sudo gedit /etc/fstab して、最後に
none /proc/bus/usb usbfs devgid=124,devmode=664 0 0
と追加して保存。これで再ログインしてみまーす。

えー、再ログインしてみました。結論から言うと不可。
つうかアレでしたっけ、fstabってシステム起動時に読み込まれるんでしたっけ。
なら再起動しないとダメだよね。ってことで今から再起動〜。

再起動してやったぜ。さてさて・・

おおッ! USBのエラーが出ませんよッ! わほーい。

いそいそと、バックアップしておいたWindows2000のVMタン(ファイルはw2k.vdiとゆーお名前)をコピーして読み込ませる。
新規マシンを作成して、それのHDとして上記のファイルを割り当て、ビデオメモリを16MBに(9MB以上にしないとフルスクリーンモードやシームレスモードが使えないからね)、オーディオを有効に(PulseAudioを選んでみた)、せっかくさっき頑張ったんでUSBも有効にして、その他の設定はデフォルトのままVMを起動。

起動しました。以前の状態がそのまま引き継げたし、音も問題なく出てるし、まだきちんと確かめてないけどUSBも大丈夫そう。幸せ・・。

なんかこういうふうにうまく行くと却って不安になるんですが。何ていう病気でしょうか。
とりあえずこのまましばらく使ってみますー、み た い な。

2008/10/15

flash見れなくなった

今の状況は、Ubuntu Studio amd64版に日本語セットアップヘルパを(不具合のあるらしいacrobat関係以外)全部入れてあって、Firefox3でflashが見れなくなった。今日の午前中は何ともなかったのに、あれこれしてるうちに(でもFirefoxまわりはいじってないゾ)見れなくなった。
これは今回OS再インストールする前の環境でもあった話。これが嫌だったから再インストールしたってのもある。のに、またこの現象が再現してしまった。
もう泣きたい。

これこそほんとにmemo

/etc/fstabを下記のように書き換えた。

# /etc/fstab: static file system information.
#
#
proc /proc proc defaults 0 0
# /dev/sdb1
UUID=dcafbf52-50e1-48fc-8be4-40ba70eb4c25 / ext3 relatime,errors=remount-ro 0 1
# /dev/sdb5
UUID=0bcde667-4fb1-43de-88df-b561b4572578 none swap sw 0 0
/dev/sda1 /mnt/bkup ext3 defaults 0 0
/dev/scd0 /media/cdrom0 udf,iso9660 user,noauto,exec,utf8 0 0
/dev/fd0 /media/floppy0 auto rw,user,noauto,exec,utf8 0 0

うごくかなー。
→動いた。よかった・・。

Thunderbirdをバックアップデータ使って書き戻す。
アドオン関係でトラブったのでメモ。
LightningとProvider for Google Calendar使ってたんだけど、まず

・Lightning
バックアップデータの分はi686用?だったらしく、書き戻しても正常動作せず。
半ば諦めていたが、
開発者さんのサイトの一番下に、あったよx86-64用のが。やったー。
バックアップで書き戻された状態でThunderbirdを立ち上げて、アドオンからダウンロードしておいたx86-64用のを強引にインストールするとi686用のを上書きしてくれるらしく、正常に動きました。YES!

・Provider for Google Calendar
これは0.5.1にバージョンアップしてた。前の0.5だとGoogle Calendarはおかしかったから止めて0.4にして使ってたんだけど、0.5.1にしたら問題ないみたい。作者さんありがとう!!

で、IMAPも使えてるし、順調快調。ここでThunderbirdのデータを一回バックアップするのがいいよねきっと。


これからのわたくしのご予定

・キーボード掃除したい。打ちにくすぎる。一時的に代用できるキーボードもあるし。
参考:キーボード洗浄 (かずブログ)

・再インストール用のシェルスクリプト作成
参考:Leverage OSS:OSの再インストール後にシステム設定を復元する簡単なスクリプト (1/2) - ITmedia エンタープライズ

・起動時に「WPAのキーの認識」をタイムラグを付けて自動実行させる方法を調べる。よく知らないけどcronとか? それともinit関係?
参考:cron の設定ガイド
参考:UbuntuのイベントベースinitデーモンUpstart - SourceForge.JP Magazine

何事も勉強です。

つづく

途中経過

まあいろいろありまして、ざっくり書くと

イ)やっぱり使えなくなったのでUbuntu Studio amd64版を再インストール
ロ)制限付きドライバ(nVidia)を有効にして画面の解像度をUXGAに
ハ)Wicdを入れてWPAのキーを覚えててもらえるように

までやったところでまたしても起動不可。
すでに何回も再インストールやって、いろいろ順番を変えて試したあとなので、もはやUbuntu自体に諦めモード。
他のディストロを試すことにしました。でも試すったって、ディストロのインストール用CDを作るためには、ちゃんと起動して、インターネットに接続できるPCが必要。今の俺に残された道は・・。

とりあえず通常起動しなくなったUbuntuをrecovery modeで起動してxfix。xorg.confだか何だかが書き換わるけど、その代わりに何とかデスクトップを拝める。この状態では制限付きドライバが有効になってないので画面はSVGA。しゃあない。

まずは定番、Fedora。へー、今はLiveCDもあるんだ。じゃそれで、ってことで、torrentでisoをダウンロード。CD焼く。そのCDで起動・・・しない。
じゃあしょうがねえべってことでDVDのほうをダウンロード。デカい、4GB近い。なかなか終わらない・・。
やっと終わってDVD焼いて、インストール。おっけ、立ち上がる。
しかし、いろいろ設定いじってもなぜか
F1)画面はSVGAのまま。
F2)やっぱり無線LANがつながらない。
Fedoraもクソだぜ!(開発者の方々ごめんなさい)

じゃあ他の、っていってもなあ。Puppyもダメだったし、DSLは敷居が高そうだし。
でいろいろ調べる。マイナーだけどPCLinuxOSってのが良さげ。
日本語版がライブCDの部屋さんにある(本当にライブCDの部屋の人はすごいと思う)というのでさっそくダウンロード。
ダウンロードしてる間にも他の候補選び。メジャーどころだとopenSUSEとかがいいかもなー。
とか言ってるうちにPCLinuxOSのダウンロード完了! CD焼いて、起動。
起動・・した。したけど、これ本来はLiveCDなはずなのに起動途中でエラー出てコンソールモード・・。
PCLinuxOSも、クソ!(開発者の方々すみません)

もういいや、やっぱりぼくにはUbuntuしかないんだ。

ようはアレですよ、起動したときに無線LANの認識がうまく行かず(あるいは何かとバッティングして)コケてるっぽい。だってWicdとかでキーを保持させた状態では起動でコケるけど、それをせずに起動すると問題なし。で、デスクトップが表示されてから「ネットワーク」で設定しなおすとつながるもん。
だからそれを回避するような、例えば起動しきってデスクトップが表示されてから数秒後ぐらいにWPAのキーが入力されるようなスクリプトとか書けばいいのでわ。

うーん、やり方調べないと・・。

とりあえずUbuntu Sudioを再インストール。
Ubuntuの日本語環境 | Ubuntu Japanese Team」の「Japanese Teamによる追加パッケージの利用方法」の「方法2・Japanese Teamのパッケージレポジトリを追加する」を参考にして設定を進める。
途中で制限付きドライバも利用可能になる。一回再起動したかな? まとにかく最後まで終える。

この状態だとフォントも美しく、画面もUXGA。リアルタイムカーネルだしamd64。文句なし。
あとは無線LANがサクっとつながればねー。

それはこれから追求するとして、いちどここでバックアップを取りたい。
Ubuntu Weekly Recipeにバックアップの話があったはずだなと思って見てみると、あったあった。
参考:第4回 Ubuntuのバックアップ(1):SBackupによるバックアップ|gihyo.jp … 技術評論社
で、SBackupってのを入れてみる。
そういえばバックアップ先を決めてなかった。外付けHDDにするかなー。
あ、でも使ってないIDEのHDDが一個あった。いちおPC内部のIDEに繋げてとりあえずWindows2000を入れてあるけど、Windows2000はこのPCのnVidiaのグラフィックチップと相性が悪いらしく、UXGAの表示ができない(SXGAになってしまう)。
もういらねえやWindows、ってことでGParted入れてこのHDDをext3でフォーマット。
そんで/mnt/bkupってディレクトリを作ってそこにマウント。
なぜかSBackupが動かない(もうイヤ・・)のでrsyncをお勉強。
参考:Command Technica:はじめてrsyncを使う方が知っておきたい6つのルール (1/2) - ITmedia エンタープライズ
参考:Command Technica:rsyncを使った熟練者レベルのバックアップ (1/3) - ITmedia エンタープライズ

sudo rsync -av /home /mnt/bkup/ で、バックアップをとることには成功。
自動バックアップとかしたいけど、それはおいおい学んでけばいいや。

あと、sudo gedit /boot/grub/menu.lst して、

timeout 3 にして、

# This entry automatically added by the Debian installer for a non-linux OS
# on /dev/sdb1
title Windows NT/2000/XP (loader)
root (hd1,0)
savedefault
makeactive
map (hd0) (hd1)
map (hd1) (hd0)
chainloader +1
の部分はさっくり削除して保存。

起動時に自動でマウントさせたいので、/etc/fstabをいじくろうと思ったけどなんか変。
Ubuntuは500GBのSATAに入れていて、今回Windowsを消してext3にフォーマットしたのは15GBのIDE。
GPartedからは500GBが/dev/sdb。15GBが/dev/sda。
ところが/etc/fstabはこうなってる。

# /etc/fstab: static file system information.
#
#
proc /proc proc defaults 0 0
# /dev/sda1
UUID=dcafbf52-50e1-48fc-8be4-40ba70eb4c25 / ext3 relatime,errors=remount-ro 0 1
# /dev/sda5
UUID=0bcde667-4fb1-43de-88df-b561b4572578 none swap sw 0 0
/dev/scd0 /media/cdrom0 udf,iso9660 user,noauto,exec,utf8 0 0
/dev/fd0 /media/floppy0 auto rw,user,noauto,exec,utf8 0 0

なんかさー、sda1とかsda5とかになってる部分って、sdb1やsdb5にしないとダメじゃない?
ということで、オリジナルを外付けにバックアップした上で書き換え。
ダメなら戻す予定。

今回各種ディストロのiso焼こうとする作業中に使えなくなったCDRWが大量に判明。全部Princo。ワーイ。
ストレス溜まってたため、使えないことが分かった時点でバンバン捨てたった。20枚ぐらい?

じゃ、PC再起動してみます。正常起動するかな? わくわく(棒読み)。

2008/10/13

uhe-

sakki no toukou no ato ubuntu muzurushi kidou sinakunatta.
syouganaikara amd64 no ubuntu studio ireta.
sositara nihongo nyuryoku dekinai.
nande?

Ubuntu Studio、しばらく使ってたけど

Ubuntu Studio 8.04のamd64版をずっと使ってたけど、USBの無線LANアダプタ(Planex GW-US54GXS)と相性が悪くて、それを挿したままだとXが正常起動しない。(起動したあとに挿すと使える。)
あとなぜかFirefoxでflashが突然表示されなくなる、などの不具合があった。
それと、Ubuntu StudioだからDTM関係のソフトが最初からいっぱい入ってるのはいいんだけど、実際はほとんど起動しない。原因をいろいろ調べているうちに、PulseAudioを削除したらいいらしいという記述を見つけたのでホイホイ削除してみたら今度はUbuntu Studio自体が起動しなくなった。ので、Ubuntu Studioの継続使用をいよいよ諦める。

本当はPuppy Linuxに興味津々だったけど、こちらもLiveCDで試すとPlanex GW-US54GXSと相性が悪いらしく、ndiswrapperを使ってWindows用のドライバを読み込んだ瞬間フリーズする。
ていうかPuppyではndiswrapperの使用が推奨されてたけど、新しいカーネルだと使わなくてもいいはずなんじゃないのかなぁ。よく分からん。

で、もう消去法っていうか、手元にあった普通のUbuntuの日本語ローカライズドCDから普通にUbuntu 8.04をインストール。もうすぐ8.10が出るってのにさ、とか思ったけどまあいいや。

一回目のインストールでは、インストール完了後に再起動したとき、GRUBがエラーを吐いて正常起動しなかったので、こりゃMBRが書き換わってないんだと思って(LiveCDで起動してGRUBをなんとかする方法もあったと思うけど、もうやり方を調べるのが面倒くさくて)、一旦手持ちのWindows2000のCDを使ってFIXMBR。思ったけど、Windows2000ってやっぱりよくできてるよね・・・。俺レベルでも悩まずにとりあえず使えるっていう。
それで、あらためてUbuntuのCDを使ってUbuntuをインストールをしなおし、インストールの最後の段階で詳細オプション的なものを選択してUbuntuをインストールするHDDに明示的にGRUBを入れなおす。さらに、BIOSでUbuntuインストール済みのHDDの起動順を繰り上げて、やっとUbuntuが正常起動する。

しかし残念ながらこの無印Ubuntuでも無線LANが鬼門だった。ウチは無線LANはfonを使っててWPAなんだけど、そのWPAのキーがGNOME標準のnetwork-managerでは保存されない。一度入力ても、電源を入れ直すと消えている。なので起動する度に毎回network-managerでWPAのキーを入力してやらないとダメ。結構これはwebのあちこちで見る話で、確かkeyringに関係してるって話だったと思うけど、keyring?何それ?って状況なので、原因を追求する気力ゼロ。ってことで、Synapticでnetwork-managerを削除して代わりに評判のいいWicdを導入。でも公式のリポジトリにないのでSynapticでインストールする場合は下記をソフトウェア・ソースとして追加する必要あり。
deb http://apt.wicd.net hardy extras 
もちろんこれはhardy用。あ、公開鍵がどーのこーの言われたような気がするけど忘れた。
そうだ、あと、network-managerを削除するときは「追加と削除」だけで削除した気になってはダメです。それだと、Wicdを入れようとしても「まだnetwork-managerさんが居てはります、ボクと競合しますやん」とか言われて入れられない。
まー何はともあれこれでやっと使える、はずだった。

Ubuntu Weekly Recipe を見ながらあれこれ設定を始める。途中でインストールしたのがamd64版じゃなくi386版だったことに気づくが、もうだいぶ設定もしちゃったし、入れなおすのが面倒くさい。別にいいや。死ぬわけじゃないし。
ただね、ウチのPCだとシャットダウン後に時々起動しなくなる・・。タイミングとしては、Xの起動直後ぐらい? あのバッテン印がでてそのまま画面が遷移しないとか。あー。
あとサスペンドとかスリープも使えない。あ、スリープは一回だけ成功した・・。

もしまた入れ直すとしたらamd64版にしようかなあ。どっちにしろ今月末には8.10が出るのでそのときに入れ直すかもしれない。
ただ、まだ若干の迷いが。

1.CPUがamd64でも、あえてi386版を利用するメリットもあるらしい。
 参考: Ubuntu日本語フォーラム / amd64とi386の違いについて。

個人的にも以下のように感じたり。

 ・amd64のUbuntu Studio を使ってたときはflashが不安定で困ってたが、i386版無印Ubuntuでは今のところ問題なし
 ・amd64のUbuntu Studio では日本語版セットアップ・ヘルパがうまく動かなかったけどi386無印ではスンナリ
 ・それ以外にも、i386無印はweb上にドキュメントが豊富で何かトラブっても解決策を見つけやすそう
 ・同じ理由で、何かしたいことが出てきたときやり方を見つけやすそう
 ・CPUのパワーをフルに使えてないんだろうけど、あんまり実感として感じない

2.でも、やっぱせっかくamd64版があったり、リアルタイムカーネル採用のUbuntu Studioってもんがあるので、8.10が出たら一応再挑戦してみようかなとか。

3.あとは通常使うWMをxfceにすると、持ってる非力なPenMモバイルノートでも使えそうなので、デスクトップ機とノートを同じ環境にするならxfceで統一とかもありかなとか。

ま、とにかく8.10が出たら一度、Ubuntu Studio amd64版を試して、うまく行きそうだったらxfceにして、それがうまく行ったらノートにも同じ環境を構築しようと。
その際のチェックポイント
・無線LAN
・flash
・サスペンド、ハイバネート
・音楽ソフトの起動率

んなとこでしょうか。はあ、面倒だなあ。

気分転換に自転車乗ってきます。