2008/12/19

Nucleusのインストールや設定など

テスト用環境ができたところでNucleusを入れる。

あらかじめNucleusで使うデータベースを用意しておく。

ブラウザでphpMyAdminにアクセス。
http://localhost/phpmyadmin

ユーザ名とパスワード入れてログインしたら、新規データベースを作成、でOK。

Nucleusはフルパッケージをダウンロードし、展開。
/var/www以下に展開してもよいが、今回は複数のサイトの
テストを行いたかったのと、ファイル群をDropboxで共有したかったので、

1-1. Dropboxフォルダ内に作業用フォルダ作成([mysite]とした)。
1-2. そのフォルダ内に公開用フォルダを作成([mysite/pub]とした)。
1-3. その公開用フォルダにNucleusを展開。
1-4. 公開用フォルダpubのシンボリックリンクを作成。
1-5. そのシンボリックリンクをリネーム(pub→mysite)し、/var/www/以下に移動。
$ sudo mv mysite /var/www/
これでブラウザで
http://localhost/mysite/
にアクセスすると、Dropbox以下の[mysite/pub]が表示されることを確認。

2-1. http://localhost/mysite/install.php
にアクセス。
2-2. 指示どおりに config.php のアクセス権変更
chmod 666 config.php
2-3. 最初にphpMyAdminで作ったこのサイト用のデータベース名やパスワード、メールアドレスなどの空欄を埋めて、画面一番下のボタンをクリックすればインストール完了。
2-4. ブラウザで
http://localhost/mysite/
にアクセスして、Nucleusのデフォルト画面が出ることを確認。

非常におおざっぱだけど以上。

あと、このサイトはLAN内の他のPCからも見られるけど、なぜかスタイルシートが読み込まれない。
他のPCで表示した時にソースをのぞくと、スタイルシートの設定が
<link rel="stylesheet" type="text/css" href="http://localhost/mysite/skins/default/default_right.css" />
になってた。
localhostって「現在使用しているマシン」てことだから、この表記のままじゃ他のPCからNucleusをインストールしたサーバにあるスタイルシートを見られるわきゃない。ので、Nucleusの管理画面からこれを変更する。

↓にログイン。
http://localhost/mysite/nucleus/
「サイト管理」メニューから「グローバル設定」に入り、スキンURLの"localhost"となっている部分をサーバのLAN上のIPアドレス(192.168.0.2など)に変更。
これで他のPCから見てもスタイルシート込みで表示されるようになった。

でもスキンURL以外は変更しなくても問題ないのになぜ・・とか悩み始めると作業が止まっちゃうので悩まない。
いちおここまで。

つづく。かも。

ウェブ制作のテスト環境としてUbuntuPC上にLAMP環境構築とか

まずはLAMP環境の構築。
LAMP = Linux + Apache(2) + MySQL + PHP なんだって。
最近のWebサーバの標準的な環境を指してこういうらしい。なるほど〜。

$ sudo tasksel
で、
[*]LAMP Server
を選択して了解。

MySQL用のパスワードを入力すればあとは自動で完了。

確認のため、ブラウザで
http://localhost/
にアクセス。
It works!
と表示されればApacheがちゃんと動いてると分かる。

そしてApacheにPHPを認識させるため、Apacheを再起動。
sudo /etc/init.d/apache2 restart

PHPが認識されたか確認するために、/var/www/以下にテスト用のファイルを作成。
sudo gedit /var/www/testphp.php

geditがたちあがったら↓の一行だけコピペして保存。


ブラウザで↓にアクセス。
http://localhost/testphp.php
PHPについての情報が表示されたらOK。
ここでブラウザが、「ダウンロードしますか?」と聞いてきたらApacheがPHPを認識していない。

と、以上でLAMPオッケイなんですが、データベースいじるのに、ついでにphpMyAdminもインストール。
sudo apt-get install phpmyadmin
インストールの途中で管理する対象のサーバを聞かれる。今回はApache2だけにした。

LAMP環境構築はここまで。

2008/12/11

UbuntuPCとW-SIMでウィルコムつなぎ放題

今わたくしの電話回線は、ウィルコムのW-SIMを「つなぎ放題」で契約しているので、そいつを使ってPCのデータ通信をやっても料金が(あんまり)かからない。
まったくかからないわけではなく、接続料ってのが必要です。後述します。

PCでW-SIMをモデムとして使う場合、Windowsだとそれ用のソフトウェアが用意されているので容易に(シャレが効いてるよね)(以下略)

UbuntuをインストールしたノートPCでも「つなぎ放題」したい、と思ったのでいろいろ調べてみた。
結論として、ウィルコムのW-SIMジャケットである"DD"を使うことで可能でした。やり方をメモっておきます。

0) 環境はUbuntu8.10+WILLCOM DD(WS002IN)+W-SIM(RX420IN)でござる。

1) pppconfigをインストール。
$ sudo apt-get install pppconfig
pppconfigはGUIを持たないPPP接続ソフト。GUIを持つPPP接続ソフトとしてはGNOME PPPがあるが、試してみたけどうまく動きませんでした。

2) W-SIMを装着したDDをPCのUSBポートに装着。dmesgで認識されてることを確認。
$ dmesg | grep ttyUSB*
ってやると、
[51841.069449] usb 4-3: pl2303 converter now attached to ttyUSB0
とかって出るはず。この場合、最後の"ttyUSB0"がDDのモデムのポート番号的なやつ。pppconfigで設定するときに必要なので覚えておく。

3) で、pppconfigで接続設定する。
$ sudo pppconfig

<設定内容>
Provider Name: prin
Nameservers: Dynamic
Authentication method: PAP
Username: prin
Password: prin
Speed: 115200
Pulse or Tone: Tone
Phone Number: 0570570611##64(契約によってダイヤル先が違うので調べておく→PRIN/サービス案内
Modem Config Method: Auto
Select Modem Port: Manual, /dev/ttyUSB0(←さっきdmesgで調べたやつを手入力)

FinishしてQuit。

4) 上記で設定したProvider Nameで接続。
$ pon prin

※自分の場合、ここで「そのコマンド("pon"ね)を使えるのは"dip"に属するユーザーさんだけです」てなエラーが出たので、自分をそのグループに加えた。
$ sudo adduser (あなたのユーザ名) dip
このあとPCを再起動したら、コマンド"pon"が使えるようになった。

5) 接続を切断するには
$ poff
でオッケー。というわけで、一度設定してしまえば、わりかし簡単にDDとW-SIMでどこでもインターネットできる。

・接続料について
「つなぎ放題」で契約している場合、PCでの接続にはプロバイダ契約が必要。
家で契約しているプロバイダがAIR-EDGE接続サービスを無料で提供しているなんてこともあるので、その場合はそれを利用すれば接続料は無料。
AIR-EDGE接続サービスが有料のオプションだった場合は他のプロバイダを検討する。
IIJmio → 月額315円で定額、おそらく最安。ただし支払い方法はカードのみ。
その他、少ししか使わないのであればWILLCOMが提供しているPRINというプロバイダがある。
事前の契約が不要、料金は1分ごとに5.25円の従量課金制で、最大1,575円/月。
月に1時間以上使うならIIJmioのほうがトク、1時間未満ならPRINのほうが安い。

参考URL:
Thinkpadブログ: Ubuntu Linux8.04で"DD(WS002IN)"接続成功?
http://thinkpadblog.seesaa.net/article/98217319.html
あうっちの dmesg
http://d.hatena.ne.jp/autch/mobile?date=20080203
WILLCOM|つなぎ放題料金表
http://www.willcom-inc.com/ja/plan/data/whole/charge/index.html
PRIN/サービス案内
http://www.prin.ne.jp/service/service.html

本当はいつも持ち歩いているアドエスがそのままPCモデムになれば一番だなと思って調べてみたけどうまくいかなかった。
いちおうその時参考にしたところ:
Ubuntuでアドエスをモデムとして使う|路地裏Blog
http://64ura.blog33.fc2.com/blog-entry-22.html
アドエスをLinux(Ubuntu 7.10)のモデムにしてみた (blog@browncat.org)
http://blog.browncat.org/2007/11/linuxubuntu_710.html
上記サイトでは接続成功しているようなのでわたくしがバカなのでしょう。かなしい。
ちなみにアドエスは、PCにUSBでつないだときは認識されるが、そのあとなぜか、外してないのに外したことになってしまうのだ。dmesgするとunpluggedとかなんとかってなる。おまえはMTVか。

W-SIMの電話番号や住所をバックアップ

携帯する電話にアドエスを使っているので、電話番号や住所はW-SIMに入れるようにしている。
それをPCにバックアップするにはどうすればよいか、という話。

W-SIMから電話帳のデータを吸い出す方法としては、アドエスでもできるし、nineという別のW-SIM対応電話機でも可能。

1) アドエスで吸い出す。
→そのデータをPCに移すには、Windows+ActiveSync+Outlookが必要。
→Outlookを持ってないため不可。

2) nineで吸い出す。
→nineにはメーカーサイトからダウンロード可能なPCとの同期・バックアップソフトがある。
Windowsで動くので、Ubuntu上のVirtualBoxでWindowsを動かせば、と思ったが、nineてそもそもUbuntuで認識しない。USBでつないでlsusbしても何にも出てこない(PCからnineに充電はされてるようだけども)。
→ホストOSで認識できないものがVirtualBoxのゲストOSで認識できるはずもなく、この方法も不可。

2009/01/23 追記:
lsusbしたら認識できてる。

Bus 002 Device 003: ID 1a12:6001 KES Co., Ltd.

いつの間に。不思議。
とうぜんVirtualBox上のWindows2000でユーテリティソフトを使った(住所録を含む)データのバックアップもできた。
やった。


えーどうしようと思ってwebを検索。
参考になりそうなところをいくつか見つけたのでとりあえずメモ。そのうちいろいろ試そう。

・UbuntuでW-ZERO3esとSync - 映画とピッチ
http://d.hatena.ne.jp/hogecafe/20080116/1200496892

・The Kata of Life: Search results for thunderbird
http://wingmanjdg.blogspot.com/search?q=thunderbird
Outlookの代わりにThunderbirdが使えたら便利だなーと思う。
あわよくば、スケジュールをThunderbirdと同期して、なんて。

・FinchSync
http://www.finchsync.com/index.html
で、このソフトだとなんかそれができそうな予感。ダウンロードしてちょこっと試した。けどまだ良く分からない。

・A New Adventure! Windows Mobile and Ubuntu Linux | Smartphone & Pocket PC magazine
http://www.smartphonemag.com/cms/index.php?q=blogs/27/a_new_adventure_windows_mobile_and_ubunt
他にもMultiSyncという、ThunderbirdじゃなくてEvolutionを使うタイプの同様のソフトがあるようだ。でもEvolution使ってないしな・・。

2008/12/02

いろいろ

▽便利なサービス検討中

・MusicMaster
容量無制限の音楽ストレージ。flacも使えて無敵かと思ったけど、なんとアップロードしたファイルのダウンロードができない。またサイトで使われているflashやJavaアプレットが不安定・・。
→不安定すぎるし、同じファイルを何回もアップロードしはじめたりで、一向に進まない。ので辞めた。

・D-FAXの代わりを探したい
D-FAXは三カ月の間FAX受信がないと利用契約が解除になるそうだ。問い合わせてみて分かったのだが、がっかり。他にPCでFAXを管理できるサービスないかなぁ・・。
→なさそう。ま、いいか。必要なときも限られてるし、PCのモデムに電話線つなげば何とかなるでしょう。


▽アプリ

・結局ID Managerから手作業でKeePassXへ移行中。
終わったらアドエス上でもKeePass構築予定。そうすると落としたりすると恐すぎるのでリモートロックも。