2008/10/13

Ubuntu Studio、しばらく使ってたけど

Ubuntu Studio 8.04のamd64版をずっと使ってたけど、USBの無線LANアダプタ(Planex GW-US54GXS)と相性が悪くて、それを挿したままだとXが正常起動しない。(起動したあとに挿すと使える。)
あとなぜかFirefoxでflashが突然表示されなくなる、などの不具合があった。
それと、Ubuntu StudioだからDTM関係のソフトが最初からいっぱい入ってるのはいいんだけど、実際はほとんど起動しない。原因をいろいろ調べているうちに、PulseAudioを削除したらいいらしいという記述を見つけたのでホイホイ削除してみたら今度はUbuntu Studio自体が起動しなくなった。ので、Ubuntu Studioの継続使用をいよいよ諦める。

本当はPuppy Linuxに興味津々だったけど、こちらもLiveCDで試すとPlanex GW-US54GXSと相性が悪いらしく、ndiswrapperを使ってWindows用のドライバを読み込んだ瞬間フリーズする。
ていうかPuppyではndiswrapperの使用が推奨されてたけど、新しいカーネルだと使わなくてもいいはずなんじゃないのかなぁ。よく分からん。

で、もう消去法っていうか、手元にあった普通のUbuntuの日本語ローカライズドCDから普通にUbuntu 8.04をインストール。もうすぐ8.10が出るってのにさ、とか思ったけどまあいいや。

一回目のインストールでは、インストール完了後に再起動したとき、GRUBがエラーを吐いて正常起動しなかったので、こりゃMBRが書き換わってないんだと思って(LiveCDで起動してGRUBをなんとかする方法もあったと思うけど、もうやり方を調べるのが面倒くさくて)、一旦手持ちのWindows2000のCDを使ってFIXMBR。思ったけど、Windows2000ってやっぱりよくできてるよね・・・。俺レベルでも悩まずにとりあえず使えるっていう。
それで、あらためてUbuntuのCDを使ってUbuntuをインストールをしなおし、インストールの最後の段階で詳細オプション的なものを選択してUbuntuをインストールするHDDに明示的にGRUBを入れなおす。さらに、BIOSでUbuntuインストール済みのHDDの起動順を繰り上げて、やっとUbuntuが正常起動する。

しかし残念ながらこの無印Ubuntuでも無線LANが鬼門だった。ウチは無線LANはfonを使っててWPAなんだけど、そのWPAのキーがGNOME標準のnetwork-managerでは保存されない。一度入力ても、電源を入れ直すと消えている。なので起動する度に毎回network-managerでWPAのキーを入力してやらないとダメ。結構これはwebのあちこちで見る話で、確かkeyringに関係してるって話だったと思うけど、keyring?何それ?って状況なので、原因を追求する気力ゼロ。ってことで、Synapticでnetwork-managerを削除して代わりに評判のいいWicdを導入。でも公式のリポジトリにないのでSynapticでインストールする場合は下記をソフトウェア・ソースとして追加する必要あり。
deb http://apt.wicd.net hardy extras 
もちろんこれはhardy用。あ、公開鍵がどーのこーの言われたような気がするけど忘れた。
そうだ、あと、network-managerを削除するときは「追加と削除」だけで削除した気になってはダメです。それだと、Wicdを入れようとしても「まだnetwork-managerさんが居てはります、ボクと競合しますやん」とか言われて入れられない。
まー何はともあれこれでやっと使える、はずだった。

Ubuntu Weekly Recipe を見ながらあれこれ設定を始める。途中でインストールしたのがamd64版じゃなくi386版だったことに気づくが、もうだいぶ設定もしちゃったし、入れなおすのが面倒くさい。別にいいや。死ぬわけじゃないし。
ただね、ウチのPCだとシャットダウン後に時々起動しなくなる・・。タイミングとしては、Xの起動直後ぐらい? あのバッテン印がでてそのまま画面が遷移しないとか。あー。
あとサスペンドとかスリープも使えない。あ、スリープは一回だけ成功した・・。

もしまた入れ直すとしたらamd64版にしようかなあ。どっちにしろ今月末には8.10が出るのでそのときに入れ直すかもしれない。
ただ、まだ若干の迷いが。

1.CPUがamd64でも、あえてi386版を利用するメリットもあるらしい。
 参考: Ubuntu日本語フォーラム / amd64とi386の違いについて。

個人的にも以下のように感じたり。

 ・amd64のUbuntu Studio を使ってたときはflashが不安定で困ってたが、i386版無印Ubuntuでは今のところ問題なし
 ・amd64のUbuntu Studio では日本語版セットアップ・ヘルパがうまく動かなかったけどi386無印ではスンナリ
 ・それ以外にも、i386無印はweb上にドキュメントが豊富で何かトラブっても解決策を見つけやすそう
 ・同じ理由で、何かしたいことが出てきたときやり方を見つけやすそう
 ・CPUのパワーをフルに使えてないんだろうけど、あんまり実感として感じない

2.でも、やっぱせっかくamd64版があったり、リアルタイムカーネル採用のUbuntu Studioってもんがあるので、8.10が出たら一応再挑戦してみようかなとか。

3.あとは通常使うWMをxfceにすると、持ってる非力なPenMモバイルノートでも使えそうなので、デスクトップ機とノートを同じ環境にするならxfceで統一とかもありかなとか。

ま、とにかく8.10が出たら一度、Ubuntu Studio amd64版を試して、うまく行きそうだったらxfceにして、それがうまく行ったらノートにも同じ環境を構築しようと。
その際のチェックポイント
・無線LAN
・flash
・サスペンド、ハイバネート
・音楽ソフトの起動率

んなとこでしょうか。はあ、面倒だなあ。

気分転換に自転車乗ってきます。

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